週刊大阪日日新聞

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2020/10/24

人気と高い知名度 都構想賛成に直結不透明

気引き締める維新


▲街宣車の上でマイクを握る吉村代表代行の演説に耳を傾ける聴衆=10月16日夕、大阪市北区

 大阪市を廃止し、特別区に再編する「大阪都構想」の是非を問う11月1日の住民投票を控え、都構想の実現を目指す大阪維新の会の吉村洋文代表代行(府知事)は街頭に立ち、都構想の意義をアピールしている。耳を傾ける人からは、これまでの新型コロナウイルスなどを巡る知事としての対応を評価する声が聞かれた。一方、候補者を選ぶ選挙とは異なり、人気の高まりが住民投票の賛成を後押しするものではないと維新関係者は見ており、投票日に向けて気を引き締めている。

 10月16日夕、大阪市北区の大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」前。多くの聴衆が待つ中、吉村代表代行はマイクを握った。

 「もし今回、否決になれば、昔の府市の二重行政の関係に戻る。あの状態の方がいいのか、都構想で第一歩を踏み出す方がいいのか。都構想にした方が大阪は成長すると思うし、住民サービスも充実すると思う」

 足を止めて聞く人の数は徐々に増えて人垣は大きくなり、スマートフォンをかざす人や拍手をする人もおり、注目度の高さをうかがわせた。

 近くの男性(80)は「テレビや新聞で見る限り、大阪の将来を考えて発言している。若いけどやるなと思う」。別の男性(77)は「コロナを含めて言ったことを実行している。大評価している」と話した。

 吉村代表代行に教育を巡って質問した、学習塾を経営する大阪大2年の男性(20)は「教育にどうお金を使うかは、メディアを通してだけでは分からないが、直接話ができ、真摯に答えてもらい、すごく良かった」と語った。

 50代の主婦は「コロナ対策でメディアに出て説明をしていた。安心して任せられる」と語る。ただ、住民投票の賛否は決めかねており、賛成派と反対派の主張について「どちらが言うことも最もだと思う。迷っている」と胸の内を明かした。

 維新の府議は「吉村人気」の理由を、「コロナ対策での決断の速さと的確な対策。府民からの評価は高い」と考えている。一方、人気の高さが住民投票での賛成を後押しするかについては「分からない」と口にする。「それはそれとして、大阪の人はきちっと考える。住民投票は政策を選ぶものなので」とみている。

 吉村代表代行は「もし否決になれば、住民サービスは低下する。今すぐにはならないが、必ず問題は起きる。だから今回、僕は本当にラストチャンスだと思っている」。演説をこう締めくくった。

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