2021/2/13
接種完了9月末までに
府ワクチン会議初会合

▲ワクチンの接種方法や課題などを協議した連絡会議の初会合
大阪府新型コロナウイルス感染症ワクチン接種連絡会議の初会合が2月3日、府庁で開かれた。吉村洋文知事や松井一郎大阪市長のほか、茂松茂人府医師会長らが出席し、具体的な接種方法や課題などを協議。9月末までに、希望者全員の接種完了を目標とすることを確認した。
医療従事者へは3月から、高齢者へは4月から接種を開始し、同時に高齢者施設の従事者にも実施する。実施主体となる各市町村は、一般を含めて6カ月間で完了するスケジュールを策定し、情報公開していく方針を定めた。接種方法については、集団接種とかかりつけ医による個別接種とを併用することを決めた。
現場では、接種状況を管理システムに入力することが課題として浮上。医師の手が回らないとの観点から、各市町村が行うことを確認した。
使用するワクチンのロスを防ぐため、配送システムを整備することや、キャンセルなどの余剰が出た場合には、公務員などへ臨時に接種させることなども提案された。
府市長会の会長で松原市の沢井宏文市長は、府に対してワクチンに関する正確な情報提供とともに、集団接種の具体的手法や会場設営などのマニュアルの策定、模擬訓練の実施を要望。吉村知事は訓練の2月中の実施を約束した。
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