週刊大阪日日新聞

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2021/3/27

広がるサブスク 美容室も 

利用客、従業員、経営者の三方よし


▲代表の北村さん(中央)とスタッフ

 最近、耳にすることが多くなったサブスク=B毎月定額で好きなだけサービスを受けられるシステムのことだが、現在はさまざまな業種が取り入れ、新しい価値を生み出している。

 月4万4千円で日本各地の好きな家に滞在できる「ADDress」。人気のブランド家具を月額レンタルできる「サブスクライフ」。月980円で好きなドリンクを毎日1本飲める自動販売機。最近では、大丸百貨店で月3着まで高級ブランド服をレンタルできるサービスも始まった。

定額制美容室 アイディール (大阪市西区)

 サブスクは身近な店にも。大阪市西区靱本町のアイディールは2018年、月額定額制の美容室として開店し、月8千円から気軽なサロン利用が可能だ。コロナ禍にもかかわらず、サロンには利用客がひっきりなしに訪れ、活気にあふれている。料金は口座引き落としで、ヘアを整え美しくなった利用客は、バッグから財布を取り出すことなく、笑顔でそのまま退店。手ぶらで立ち寄れる気軽さがある。

 以前は東京で美容師をしていた代表の北村由華さん。著名人を担当するなど高い技術力を持ち、利用客の満足度も上々だった。一方で「本当は前髪、襟足、もみあげをこまめに手入れできたらいいのに…」「すぐに白髪の生え際が気になるのよね」などの利用客の声に、現在のシステムでは応えられないと気づき、歯がゆさを感じていた。

 「お客様は、美容室をもっと生活の場に取り入れたがっている」─。

 そこで、大阪への移住を機に、定額制の美容室をスタートさせた。

 「月に1度では間に合わない白髪染めのお客様や、こまめに襟足を整え、ヘッドスパをされて帰るお客様など、とても喜んでもらっています。カラーのお客様もこまめにトリートメントと併せてご来店されることで、退色しきる前に色味を重ねることができ、よりきれいな発色で仕上がる」とスタッフさん。全ての掲載媒体で口コミ平均4・8以上という驚異の数字がその満足度を証明している。

 さらに定額制によって、「指名なし」が可能になったことで、短時間勤務を実現。残業もなく週休2日で、従来型美容室の最大の悩みだった労働環境を改善した。

 「基本指名制度を撤廃することで、スタッフは売上ノルマのストレスから解放され、お客様に無理な提案をすることもなく、本当に必要な技術を提案することができるようになる。美容師同士のギスギスした関係もなくなり、互いに仲間として技術を共有し合うなど互いに高め合える」と北村さん。

 利用客の悩み、従業員の悩み、サロン経営者の悩み。それぞれを解決するためにたどり着いたのがサブスクだった。

大人のための月額定額制美容室 :ideal
大阪市西区靱本町2−4−7 イーストエンドビル2階
[営]9時〜21時
[休]毎月第2月曜
TEL.06(6225)7303

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