週刊大阪日日新聞

大阪市(北・西・中央・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 251,012部

2021/4/10

吉村府知事番記者 

まん延防止等重点措置 「マスク会食」の徹底を

一段強い感染拡大防止策


▲感染急拡大でまん延防止等重点措置の適用に至った大阪府。府庁で記者団の質問に答える吉村知事

 新型コロナウイルスの感染者の急拡大を受けて大阪、兵庫、宮城の3府県を対象に4月5日から、「まん延防止等重点措置」の適用がスタートした。大阪府は大阪市内の飲食店に午後8時までの時短営業を要請し、来店客に対しては「マスク会食」の徹底を求めている。地域を絞り込んで実施する集中的な取り組みで、感染の急拡大を抑える考えだ。

 府内の3月25〜31日の感染者数は計2519人に上り、前週(3月18〜24日)の1076人の約2・3倍に増加した。大阪府の人口10万人当たりの感染者数は、3月25〜31日が28・58人。東京都の18・09人▽兵庫県の17・11人▽埼玉県の11・54人─などと比べて、大阪の急拡大が目立っている。

 居酒屋・飲食店・バーの関係者や滞在者の感染が増加しているほか、旅行参加歴のある感染者も増加傾向にある。また、3月後半には送別会や卒業式に参加した感染者も発生している。さらに児童施設でのクラスター(感染者集団)も発生し、児童の家族に感染が広がったケースもあった。

 感染の急拡大をどう抑え込むか。府は、大阪市内の飲食店に対して、マスク会食などに協力しない来店客の入場禁止や退場させることのほか、感染拡大防止のためのアクリル板や、CO2センサーの設置を要請している。このほか、飲食を主とする店舗でカラオケ設備がある店に対して、カラオケ設備の利用自粛を求めている。

 医療提供体制の逼迫を避けることも課題になる。3月31日時点の重症病床の運用率は55・8%となり、軽症中等症病床の運用率は52・3%と、病床は日を追うごとに埋まっていく状況だ。

 4月1日に開かれた新型コロナウイルス対策本部会議で、府の専門家会議の座長を務める朝野和典大阪大大学院教授からは「第4波の急激な陽性者数の増加の端緒は、春休み、卒業に伴う若い世代の活動の活性化や範囲の拡大が基になっている」との意見が寄せられ、加えて変異株の存在が挙げられた。別の専門家からは「感染の抑え込み策は急務で、一刻の猶予もできない事態だ」と強い危機感をにじませる意見も寄せられた。

 吉村洋文知事は同会議で「今後もさらに感染拡大の傾向は続くと予想される。一段強い感染拡大防止策を実行する必要がある。何とか乗り越えたい」と強調した。

■大型施設が「平日営業」再開 USJ、海遊館でにぎわい

■新阪急、梅田OSなど閉館へ コロナ直撃°鼡ォのホテル業界

■本紙記者のコロナワクチン接種ルポ 手際よい会場運営。 接種も「あっという間」

■私のコロナ体験記 万全な医療体制でなくても治療が受けられれば救える命も

■人新世の「資本論」がベストセラー 大阪市立大准教授 斎藤幸平さんにインタビュー

■ワクチン予約、電話受付も 大阪市の大規模接種会場

■テナントは1日2万円支給 大規模施設への休業協力金 17日から受付

■矢田のまちづくりで協定 大阪市×日本GLP

■酒類事業支援金引き上げ 吉村知事「国と同額に」

■職域接種「柔軟、迅速に」 吉村知事、国へ要望

■スカイオでeスポーツ体験 南海電鉄、今夏開設

■大阪信愛中高、来年4月共学化 137年の女子教育転換

■「ご祈祷クッキー」完成 四天王寺大生がデザイン

■「ゴジラコマユバチ」と命名 府立大チームが新種のハチ発見

■コロナ労災313人 大阪労働局20年、府内

■募金型の電子看板設置 SDGs寄付で支援

■「お金・投資」本 売上2倍 楽天ブックス

■日本株も1株から買える 新米投資家記者の勉強会


週刊大阪日日新聞
最新号
毎月第2・第4土曜発刊
「大阪日日新聞」
電子版
電子版の詳細はこちら
アップルストア グーグルプレイ
日日チャンネル【Gotoキャンペーン編】/「宿泊」「ステーキ食べ放題」「お酒飲み放題」で、なんと! 2,500円 だった
pagetop