週刊大阪日日新聞

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2021/7/24

泉州を美食のまち≠ノ 

地元食材使い100企画展開


▲協定書を交わした村川校長(左)と溝畑理事長=6月、大阪市中央区の大阪観光局

 2025年大阪・関西万博に向けて、大阪・泉州地域の食材を国内外へアピールしていこうと、大阪観光局と大阪調理製菓専門学校(泉大津市)が、地域の食文化を楽しむ観光概念「ガストロノミーツーリズム」に関する連携協定を結んだ。“美食のまち”として定着させ、消費拡大を目指してコンテンツ制作やプロモーションで協力を進める。

 泉州地域は、大和川以南、府南西部にある9市4町。1次産業も盛んで、魚介類のほか、タマネギやミズナスといった青果物のブランド食材も豊富だ。泉州沖には関西空港があるものの、同校の村川秀夫校長は「観光の目的地や人が集まる街にはなっておらず、通過点になっている」と問題提起している。

 街のブランド化に向け、地元では、手始めに「泉州美食エキスポ」と題し、豊富な食材を使った「100のおもろいプロジェクト」を計画。23年までに農業体験プログラムや名物料理を提供するレストランづくりなど、100通りの企画を展開していく考えだ。

 計画は今春始まり、このうち岸和田市のブランドニンジンを用いた商品開発や、和泉市の養蜂家とタイアップした洋菓子の販売、中学校給食のレシピ提供などを手掛けた。今後は地元産物を使った、おせち料理の検討も進めている。

 大阪観光局とは6月に協定書を交換。同局の溝畑宏理事長は「地産地消が文字通り実行され、若手のシェフも育っていく。泉州の食材、食文化が世界の市場に出て行く場面を応援していきたい」と意欲を示し、村川校長は「食のコンテンツを生かし、大阪観光局とタッグを組んで泉州地域を食で盛り上げたい」と決意を語った。

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