週刊大阪日日新聞

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(社)日本ABC協会加盟紙 251,012部

2021/8/28

地元のキーパーソン 

地元に寄り添うキーパーソンたち。心温まる珠玉の言葉が綴られた─。

飲食店の挑戦! 「どて焼き」を自宅で

新世界串かつ おこま

棚橋 繁一さん

 新型コロナウィルス発生のため、自粛営業を余儀なくされた飲食店は数多くあり、店の存続をも危ぶまれ、苦悩している店舗が多い今日。京橋駅から徒歩3分の「串かつおこま」も例外ではない。「何かできることはないか」と、試行錯誤の中、そんなお店を応援したいというウエブサイト「スプーンデリ大阪」と出会う。人気メニューであった「どて焼き」を瓶詰めにし、「お店に行けなくても自宅で美味しいものを食べ、笑顔で過ごしてもらえれば」との思いで、商品化にすることを決意する。

 どて焼きは、大阪のソウルフードとも呼ばれ、お酒のつまみとしてもてっぱんメニュー=B国産の牛すじを使い、日本人の好む甘みそでじっくり煮込む。おこまオリジナルで贅(ぜい)沢に仕上げた。パッケージは贈り物にもできるように、女性が好むデザインに。

 資金は、8月7日よりクラウドファンディングサイトMAKUAKEで有志を募っている。クラファン5時間後には目標額である20万円を超え、現在85人の支援が集まる。「クラファン締め切りは9月4日なので、どこまでやれるか頑張ります」と、笑顔。この思い、全国へ届け!


先代の思いを継承しつつ 新しいことにも挑戦

有限会社雁木製作所 代表取締役

雁木 和良さん

 50年以上の歴史のある有限会社雁木製作所3代目社長、雁木和良さん。業務内容は、全国から届けられる故障した大手家電メーカーの製品の、どこに不備があったのかを点検、修理するというもの。自身は、サラリーマンも経験。「先代の思いも継承しつつ、新しいことに挑戦したい」と、いずれ跡を継ごうと思っていた家業に29歳で転職した。

 同社は、還暦を迎えた人たちも活躍できる会社にしたいと、土曜日のみ、修理の相談ができるコールセンターを開設。大手家電メーカーを退社した人々が対応するので、こちらも全国の修理技術者から頼られる存在だ。

 「苦しい時期もあったが、今まで会社を存続できたのは、やるしかないと前向きに、そして進化するよう努めてきたから。仕事では、スピード感と柔軟性を大切にしている」と語る。

 今夏は、社内に広大な室内野球練習場をオープンさせ、コロナ禍で思うように野球の練習ができない子どもたちや指導者に喜ばれている。プロ野球球団と\色のない施設。今度は、野球選手を育てた施設として、全国区の知名度となる日も近そうだ。


成功者ではなく成幸者≠ナあり続けること

SERRANAST(セラナースト)

大瀧 由起さん

 日本の子どもの精神的幸福度は先進国38カ国中37位(2020年ユニセフ調査)。

 「何とかしないといけない」と駆り立てられるような衝撃を感じた。大瀧由起さん自身が学生時代に立て続けに友人を亡くしたつらい経験がある。「他者に左右されることなく自分の人生を歩むことができたなら、命を失わなくて済んだのではないか?」と自省の念に駆られる。

 大瀧さんは「たくさんの人を笑顔にしたい、そのためには誰もが自分の人生を自己プロデュースする能力を養う必要がある」と確信している。

 そこで大瀧さんは留学中の娘に自ら資格を持つ「カウンセラーと看護師を合わせた造語はある?」とメールを送ると娘からの返事は「セラナースト」だった。大瀧さんは「これだ!」と直感した。

 自分以外の誰かに惜しみなく目標達成の能力を提供することでその誰かが他の誰かを幸せにする。『幸せの連鎖』が起きることが自分の幸せだと実感した。その思いを実現すべく、来年には自己コーチングできる人を育成するスクール開設を予定している。「成功者ではなく成幸者≠ナあり続けること」 。これがその人の幸せへの最短の道のりだと感じている。


お客様の思いをカタチに 人とのご縁に感謝

株式会社LEAD 代表取締役

池野 晃さん

 「苦しい時代を乗り越える手伝いをしたい」と力強く語るのは、鶴見区にあるモノづくりの企業「株式会社LEAD」の池野晃さん。光触媒「ナノゾーンコート」や飛まつ防止のためのパーテーションなど、最近はコロナ対策商品の注文が多い。

 昔から、物を作ったり、設計するのが好きだった池野さん。好きなことが、現在の仕事につながったが、自身がゼロから考え、作りだす職人のため、しんどいこともあったという。それでも今まで続けてこれたのは、「1番の理解者である家族の支えと、お客さんとの会話の楽しさがあったから」。

 現在は、人と会わなくても成り立つ仕事も多いが、「顔を合わせ、コミュニケーションをとり、仕事の理解を深めることが、今までの自分を支えてくれていた。あらためて対面の大切さを感じている」と思い返す。知識と経験を積みながら進化していく株式会社LEAD。今後は訪問介護事業へも参入予定だ。

 従業員全員が大切にしているのは、人と人との縁。何かあったときにパッと頭に思い浮かべてもらえる存在になれるよう歩みを続けている。


放課後等デイサービス開所への思い

放課後等デイサービス トレインキッズ 代表取締役
小原不動産コンサルティングオフィス 代表取締役

小原 一平さん

 21歳のころ交通事故にあい、右手を失ったが、自身の将来を考えパソコンスキルや宅地建物取引士資格を取得し、前を見つめて進んできた小原一平さん。2人の男の子に恵まれ、長男・次男ともに、幼少期に知的障がいを伴う自閉症との診断を受けた。ショックと不安に襲われる日もあったが、成長とともに「障がいは病気のように『治る』のではなく『特性』なんだ」と理解するように。自身が前に前に進み続けてきたように、今度は「子どもたちの将来のために進みたい」と放課後等デイサービス(以下、放デイ)を開所した。

 実際に放デイをスタートさせてからの話を聞いてみると、障がい児はもちろん、不登校になった子どものいる保護者からの問い合わせもかなり多いそうだ。幼少期には、気になる点はなかったが、学校生活に馴染めなかったり、授業についていけなくなり、不登校になったケースが多いという。

 「放デイはご本人様に対してだけではなく、家族支援です。おひとり、または親子で悩まず、相談や見学にいらしてください」と優しい笑顔で話してくれた。

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