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2021/9/11

軍艦島で理想の町♀wぶ 

鶴見南小の教諭が教材開発


▲授業を企画した樗木厚教諭

 町ぐるみで子育てするような地域社会を学んでもらおうと、長崎市の無人島「軍艦島」(端島(はしま))のほか、近くの高島をテーマにした授業が大阪市立鶴見南小(同市鶴見区)で繰り広げられている。児童らは、信頼できる隣人らと生活する魅力を感じる一方、私的な空間を確保する大切さを実感。教諭が漫画や歌の教材を開発しながら取り組んだのを機に、高島の小学校との交流も始まる予定で、新型コロナウイルス禍が続く中でも新たなつながりを育んでいる。

 「軍艦島」は長崎港の南西18キロの海上に浮かぶ端島の通称。良質な石炭が採掘できる炭鉱の島として明治から昭和の時代まで長年にわたり栄えた。面積は6・5ヘクタールで、人口は最盛期の1960年で約5300人に上ったが、主要エネルギーの座が石炭から石油に変わったことで次第に衰退し、74年春には全住民が離島して無人島となった。

 軍艦島をテーマにした授業は昨年度、6年の国語科の単元「町の幸福論」に絡めて企画。家の鍵をかけないほど隣人らとの関係が深かったという話などを児童らが学び、理想的な町の在り方について考えられるようにした。

 児童へのアンケートでは、親密な人間関係がある団地生活に44%が「一番興味を持った」と回答。一方で私的な空間がない環境を嫌がる声も見られ、地域社会の築き方について理解を深めていた。

 授業を企画した樗木厚教諭はその後、児童がより理解を深められるようにと、軍艦島に関する漫画や歌を制作。その教材を機に長崎市立高島小との交流授業の話が持ち上がり、本年度の2学期以降に実践するという。そこで、軍艦島の近くにある高島についての漫画と歌も制作。島での暮らしについて学んでいく考えだ。

 樗木教諭は「昔の暮らしから、地域全体で子育てする大切さや、それを今の時代に合った形で実現する方法を模索してくれれば」と思いを込め、交流授業に向け、「新型コロナで人とのつながりが希薄になりがちな時代だが、離れていても心がつながる体験をしてほしい」と期待を寄せている。

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