週刊大阪日日新聞

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2021/12/25

銭湯で高齢者スマホ講座 

大経大生が講師に


▲寄り添いながら、高齢者のスマホに関する疑問に答えていく学生

 大阪経済大の学生が、キャンパスがある大阪市東淀川区の小松商店街内の銭湯「ゆーとも小松」で高齢者にスマートフォンの使い方を教える「かんたんスマホ講座」を開いている。行政サービスのデジタル化が進み、新型コロナウイルスのワクチン接種予約でも“デジタル格差”が浮き彫りになった。孫世代の学生がマンツーマンで格差解消を図る。

 「LINEの登録がしたいんだけど」。開店前の銭湯のロビーのソファに座った高齢者が問い掛ける。講師役の学生は、人間科学部・高井逸史教授ゼミの2年生6人。慣れた手つきでスマホを操作していく。

 平橋文男さん(73)は5年前にスマホを購入。自分でLINE登録をしようとしたが、途中で挫折した。1人暮らしで周囲に分かる人もいない。「店まで行くしかないと思っていた。こんな場があって良かった」と顔をほころばせた。

 スマホ講座は学生のマンツーマン指導。LINE登録のほか、写真や動画の送信、アプリの入れ方、電話帳の整理など参加した高齢者からは次々と日ごろの疑問がぶつけられた。「自分で教えながら、教えてもらっている感じだった」と学生の橋本大志さん(19)。寄り添う姿は孫とおじちゃん、おばあちゃんのよう。高井教授は「孫の言うことは聞くんですよ」と苦笑する。

 高速大容量の第5世代(5G)エリア拡大に伴い、携帯各社は来年から旧システムの3G回線を使うガラケー(従来型携帯電話)のサービスを段階的に終了する。「高齢者=ガラケー、若者=スマホ」の構図は崩れた。

 高井教授は、学生が講師となって昨年から区内でLINE講座やスマホ講座を開いてきた。地元の小松商店街に開催を持ち掛けると、紹介されたのが創業91年の老舗銭湯だった。ロビーに周知ポスターを張ると、すぐに定員6人が埋まった。今月は22日まで毎週水曜日に開催する。

 行政サービス手続きのほか、顔を見て話すビデオ通話はコロナ禍の外出自粛における孤立防止の一助になる。高井教授は「デジタル格差は生活満足度に現れる。ゲームしたり、LINEしたりと誰かとつながっていることが幸福感につながる」と強調する。

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