週刊大阪日日新聞

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2022/1/15

うめきた2期に熱視線 関西経済復活の起爆剤に

超高級ホテルや新駅も誕生


▲うめきた2期地区全景 (完成予想イメージ)

 JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」が新型コロナウイルス禍収束後の関西経済復活の起爆剤として期待を集めている。2024年夏に街開き、27年度に本格開業する。外資系の超高級ホテルが進出、商業施設や大規模な都市公園も整備する計画だ。新駅開業で関西空港へのアクセスも改善し、大阪の主な繁華街の勢力図に変化を生み出す可能性がある。

最後の一等地

 米ホテル大手ヒルトンは11月下旬、うめきた2期の再開発区域で最上級ブランドの超高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア」の25年度上期の開業を発表した。「新型コロナ禍からの反動で観光ニーズは増えている。25年大阪・関西万博を控え、開業する時期としても最高だ」。発表会ではヒルトンのアジア太平洋地域社長のアラン・ワッツ氏が強気の姿勢を見せた。

 うめきた2期は「関西最後の一等地」として海外からの注目度も高い。開発に携わる関係者はヒルトン進出について「海外の富裕層には新型コロナ禍は影響ない。うめきた2期は外資系ホテルがどうしても進出したい場所だ」と分析する。

特急電車

 コロナ禍前は関空から距離的に近い大阪の南の繁華街、難波が訪日客の恩恵を大きく受けていた。ただ、23年春にはうめきた2期の地下にJR西日本が新駅を開業する予定で、現在は大阪駅に止まらない特急「はるか」が停車する見通しだ。

 はるかは関西空港を新幹線に乗り継げる新大阪駅と結ぶため、在阪の観光関係者は「北の繁華街がある大阪駅周辺でも訪日客の増加が見込める」と指摘する。

未来型の都市

 うめきた再開発地区は全約24へクタールで、もとはJR貨物の梅田駅の跡地だった。まず1期の約7へクタールは13年4月に商業施設やオフィスなどが入るビル群「グランフロント大阪」として開業した。2期は住宅や子育て支援施設などの生活空間も備える。

 さらに大阪府と大阪市は最先端技術を駆使した未来型の都市を建設する「スーパーシティ」構想に関する国家戦略特区に応募した際、特区の候補地として、うめきた2期を挙げた。大阪商工会議所の尾崎裕会頭は「いろいろなアイデアを持った人たちが集まり知的な刺激も感じる街になってほしい」と期待を寄せる。

 りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「関西はコロナ禍でインバウンド(訪日外国人客)の枯渇を経験した。今回のような事態でも耐えうる発想を街づくりに織り交ぜることが必要だ」と強調。「未来社会の実験場」と位置付けられた万博との相乗効果で関西全体を盛り上げていくべきだと述べた。

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