2022/4/23
大阪メトロ 駅舎リニューアルデザインを発表
海を望む展望デッキも

▲展望スペースを備える大阪港駅のイメージ(大阪メトロ提供)
大阪メトロは、2024年度中のリニューアルを予定する地下鉄の御堂筋線、中央線9駅のデザインを発表した。2025年の万博を見据え、両路線の15駅を刷新するプロジェクトの一環。18年の刷新案は「奇抜だ」など異論が出て軌道修正し、翌年に梅田駅など5駅のデザインを改めて発表していた。

▲シャンデリアの展示スペースを設けた森ノ宮駅のイメージ(大阪メトロ提供)
今回の発表は御堂筋線の淀屋橋、本町、大国町、天王寺、中央線の大阪港、弁天町、本町、谷町四丁目、森ノ宮の9駅。大阪港駅は、「海」をコンセプトにジンベエザメなどの大型海洋生物をイメージ。ホーム西側には海を望む展望デッキも。森ノ宮駅は、今回のリニューアル工事で役目を終える御堂筋線(淀屋橋、心斎橋、天王寺駅)のシャンデリアを展示する。
河井英明社長は「素案は少し荒すぎたが、その後いろんな意見をいただき、よりお客さまが快適に使っていただけるところを重視した。紆余(うよ)曲折はあったがデザインとして良いものになった」と説明。
チーフ・デザイン・オフィサーを務めた工業デザイナーの奥山清行さんは「海外の方からも尊敬以上の念を抱いていただけるものになったと確信している」と話した。
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