2022/6/25
住民ら平和祈る
大阪大空襲の日

▲読経の中、観音像前で焼香する参列者
大阪市北区の長柄橋南詰で6月7日、太平洋戦争中の空襲犠牲者の慰霊法要が営まれ、参列した地元の住民や園児らが改めて恒久平和を祈った。
1945年6月7日の「第3次大阪大空襲」では米爆撃機B29や戦闘機P51など約550機が飛来し、同市北東部をはじめ豊中市などを銃爆撃。当時の旧長柄橋周辺では橋の下などへ避難していた人々が狙われ、約400人が犠牲になったとされる。
橋に程近い正蓮寺(天神橋8丁目、渡島正教住職)が終戦直後から代々法要を手掛けている。今年も檀家(だんか)のほか、同寺にある「愛の恵幼稚園」「愛のめぐみ保育園」から園児らが明倫観世音菩薩(ぼさつ)像前に参列。渡島住職の読経の中、手を合わせて焼香した。
渡島住職は園児に77年前の大空襲や東欧ウクライナでの争いを例に「平和のために人と人とが認め合い、許し合って仲良く過ごしてください」と説いた。参列者に向けては「平和を願うことだけでも大切なこと。改めて今日のご縁を大切にし、来年もお参りしてください」と呼びかけた。
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