週刊大阪日日新聞

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2022/6/25

和牛に合う酒「和牛讃歌」

堺の蔵元が開発


▲「和牛讃歌」をPRする加藤蔵主(右端)ら

 堺の酒蔵が、日本酒をベースにし、「和牛に合う」をコンセプトに商品開発したリキュール「和牛讃歌」を発表した。国内での需要喚起を皮切りに、中国を軸とした東アジアへの展開も視野に入れる。日本酒市場の低迷や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の営業自粛で苦境に立たされ、反転攻勢の一手にしたいところ。蔵元が「日本を代表するペアリングとして、世界の人々に親しんでほしい」と言う新たなチャレンジだ。

 「脂身が多く、濃厚なうま味のある霜降り肉にワインは本当に合うのか」−。

 堺市唯一の蔵元、「利休蔵」(堺区)は、肉料理にワインの酸味や渋みがマッチする一方、それは西洋文化に由来するもので、牛肉の多くが外国産の赤身であることに着目。日本料理には日本の酒を合わせるのが「本来の姿では」と問題提起したのが出発点だ。

 ベースは、金剛山の湧き水で仕込んだ自社の日本酒。試作を繰り返したところ、専門家からは「単なる日本酒だと酸味と渋みが足りない」との声が寄せられた。そこで和牛の香りともマッチするよう、数あるかんきつ類の中から羽曳野市など地元産にこだわったダイダイ果汁をブレンド。脂のしつこさを切る効果を狙って炭酸入りとし、肉の濃厚さに負けないようアルコール度数は高めの12%に。“和”の要素としてサクラの香りを微量に含ませた。

 百近い蔵元でにぎわったかつての酒どころは一帯が空襲で焼け、急速な工業化に伴う地下水質の変化もあって1971年を最後に酒蔵が消滅。その後、地元の支援で44年ぶりに復興した経緯がある。地元ゆかりの茶人にあやかった主力銘柄「千利休」は、近年は全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど国内外で高い評価を得ている。

 「千利休」の流れをくむ「和牛讃歌」は当面、月3万本の出荷を検討。加藤堅・蔵主は「日本酒を通して堺の歴史と文化を発信したい」と展望している。

 発売は9月1日。1本250ミリリットル入り800円(税抜き)、百貨店やスーパーなどで取り扱う。

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