2022/11/26
生徒らの作品献句
明浄学院高で「芭蕉忌」

▲句を詠み上げる生徒ら
大阪市阿倍野区の明浄学院高(渡辺雅彦校長)で11月17日、俳人松尾芭蕉の遺徳をしのぶ「芭蕉忌」が開かれた。各学年から選ばれた生徒の作品など63句を芭蕉像に献句し、代表の生徒らが朗詠した。
同校では和歌や俳句を授業に取り入れており、秋には大阪の地で生涯を閉じた芭蕉の命日(旧暦10月12日)に合わせて芭蕉忌を執り行っている。
76回目となる今年も、「焼き芋を母と二人で半分こ」(1年)、「冬が見えあせって秋を探す朝」(2年)、「神無月最後の夏服袖とおす」(3年)など、等身大の自分を表現したぬくもりあふれる作品がそろった。
馬場啓継教頭は「芭蕉は弟子が作った句に関して一切修正なさらなかったようだ。皆さんの句はどれを挙げても立派だった」と講評。生徒会長の長野紗奈さん(17)は「明浄ならではの伝統をつなぐことができてうれしい。これからも良い句を芭蕉翁に届け続けてほしい」と話していた。
■ウィズコロナ社会 今春から本格化へ 経済の活性化に歓迎も「5類」変更に戸惑い
■関西最大級のバレンタインイベント開催 バレンタインチョコレート博覧会2023
■京橋でAIを活用した街づくり スマートシティの実現を目指して
■紀伊水道沖まで運び沈める 大阪・淀川のクジラ「ヨドちゃん」
■インボイス登録 事業者の3分の2 申請期間を4月以降も延長
■「鹿児島うまかもん祭2023」開催 ホテルグランヴィアで冬の恒例イベント
■ティッシュ再値上げ でも大阪は安い? 集客の目玉商品になる可能性も
■国内初のLNGフェリー就航 大阪─別府 「さんふらわあ くれない」 上質なクルーズ 船内一段と豪華に
■カフェからはじまるダイビングの世界 ダイビングスクール楽髪(福島区)
■日銀の金融政策が世界から注目されたワケ 投資2年目記者の勉強会